内定

どっと疲れた。



この疲れは約半年分の疲れ。

彼女に振られてから、立ち直る間もなく就活が迫ってきて、

毎週平均1万字の院のレポートを書きながら先が見えない恐怖に怯えてた。

いざ就活が始まると、くだらないと思いつつも、何時間もかけて一生懸命手書きで書いたESがたった1通のメールで無意味になったこともあった。



気が狂いそうだった。



何も予定がない日にスーツを着た就活女子を見るだけで辛かった。


僕は23歳を絶対に忘れない。


こんなに長く辛い年は初めてだった。

もう少し就活は続けるけど、一段落。


よかった。本当に。


励ましてくれた人みんなに感謝しなくちゃ。

本当に本当にありがとうございました。


ただ、



絶対におかしいからな。こんな世の中。

実験台のように毎年変わる解禁時期、手書きESだのスーツ着用だの就活カットだの時代錯誤も甚だしい意味のわからない就活ルール、理不尽な文系院生への社会の視線、無駄に意識の高い年下の大学生、意味もない圧迫面接‥‥




終わってる。ふざんけんな。死ね。


絶対に忘れないし、絶対に許さない。

けど、今日はとりあえず飲んで寝よう‥‥